秋はぜんそくに注意！
治りにくい「大人のぜんそく」

ぜんそく患者は増えていて、子どもの有症率は約15％、大人の有症率は約10％といわれています。大人のぜんそくは、子どもの頃のぜんそくが再発するケースもありますが、大半は大人になってからの急な発症で、とくに40歳以降に多くなっています。

ぜんそくは気道に慢性的な炎症が起こり、せきやたん、呼吸時の喘鳴、息切れ、胸がしめつけられるような息苦しさなどが起こります。喘鳴とは、呼吸のたびにヒューヒュー、ゼーゼーとなるぜんそくの特徴的症状ですが、せきだけが続く「せきぜんそく」もあり、見分けがむずかしいため、せきが長引くときは医療機関を受診しましょう。

夜間・早朝にせきがよく出る、もともとアレルギー体質がある場合などは、ぜんそくの可能性が高くなります。

⃝喫煙しない、受動喫煙を避ける

⃝感染症に気をつける

⃝十分に睡眠をとってストレスをためない

⃝肥満を改善する

加入者が自身の健康状態に関心を持ち、軽度な不調は自分で対処することで、健康意識の向上や生活習慣病の予防にもつながる。

軽度な不調で医療機関を受診する回数を減らすことで、医療費の抑制につながる。また、医療機関の負担を減らすことで、より深刻な病気に対する医療サービスの質と安全性を確保することができる。

健康な状態を維持することで、健康寿命の延伸につながる。

※症状が長引く場合や重症化する場合は、必ず医療機関を受診してください

●「風邪っぽいな」と思って病院に行くと、1〜2時間待ったのち、診察は１〜２分で終了。何種類もの薬を7日分処方されたが、1〜2日で回復した。

●膝や腰が痛くて整形外科に行くと、何時間も待って、レントゲン撮影もしたが、骨には異常がなく、湿布薬を処方された。

…周りを見ると、明らかに自分よりもつらそうな方や、重度な身体損傷をした方が受診している。一方で、薬を処方してもらうためだけに来ている方もいる。

潜在的な削減医療費（億円）

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