
NOTICE
花粉症のセルフケア
花粉症の有病率は年々増加しており、この20 年で約2.2 倍、約43%に達しています※。つらい鼻水やくしゃみなどの症状は、睡眠や仕事・勉強など日常生活にも悪影響を及ぼします。日頃からセルフケアを心掛けましょう。
※出典:「花粉症環境保健マニュアル2022」
日常生活で行う花粉症対策
-

1 花粉症情報をこまめにチェック
-

2 服装は花粉がつきにくい素材を
花粉はふわふわザラザラした素材(例:ウール)につきやすく、さらさらツルツルした素材(例:ナイロンなどの化学繊維)にはつきにくいのでおすすめです。
また花粉は静電気が発生するとつきやすくなるため、帯電しにくい素材(例:綿)もおすすめ。化繊でもポリエステル素材(例:フリース)とナイロン素材(例:ダウンジャケット)を重ね着すると静電気が発生しやすくなるので、避けたほうがよいでしょう。 -

3 外出時はマスクを着用
マスクの使用で吸い込む花粉量は約3分の1~6分の1に減り、鼻の症状を和らげる効果があります。隙間ができないよう、顔にしっかりフィットさせましょう。
-

4 眼は花粉症用メガネで守る
メガネを使用しない場合に比べて、防御カバー付きの花粉症用メガネ(ゴーグル状)では花粉量を約65%、通常のメガネでも約40%減らせます。人工涙液の点眼で眼を洗うのも効果的です。
-

5 ワセリンを鼻の穴の周りなどに塗るのも効果的
ワセリン※を塗った状態で花粉が鼻に入ると、花粉がワセリンにくっついて中のアレルギー物質が鼻の中に飛び散りにくくなります。帰宅後は鼻をかんでワセリンをふき取りましょう。
※純度の高い白色ワセリンを使用
OTC医薬品を活用すれば、受診の手間を減らせる!
花粉症のつらい症状には、市販のOTC医薬品が便利です。病院に行かなくてもドラッグストアで購入できるため、忙しくても自分の好きなタイミングで対処できます。抗ヒスタミン薬や点鼻薬、点眼薬など、症状に合わせて選べるのも安心。受診や待ち時間の手間を減らしながらセルフケアが可能です。ただし副作用や体質に合わない場合もあるため、薬剤師に相談し、改善がみられないときは受診しましょう。
POINT セルフメディケーション税制を活用すれば節税もできる

このマークをチェック!
対象のOTC医薬品を年間12,000円を超えて購入した場合、「セルフメディケーション税制」により所得控除を受けられます。確定申告で忘れずに申請しましょう。
※医療費控除との併用はできません。








